ブログを始めて真っ先にぶつかるのが、記事が書けないという壁だと思います。
実は、ブログ記事が書けない状態を脱するにはいくつかのコツがあるのですが、今日はその3つの方法について解説します。
ブログ記事を書くための3つの秘訣
ブログが書けない状態を解決する方法は、主に3つです。
- インプットを増やす
- 情報の加工方法で勝負
- SEOやライティングテクニックで解決
これは、ブログを料理を作るプロセスに例えてみると分かりやすいと思います。
- 食材を仕入れる → インプットを増やす
- 調理する → 情報加工の工夫
- 料理の盛り付け → SEOやライティングテクニック
沢山の料理を作るには、そもそも仕入れる食材を増やせば良いです。
また、限られた食材の中で、調理方法を工夫しても良いです。(プロの料理人は、冷蔵庫の中にある食材だけで、素晴らしい料理を作りますよね?)
全体像を掴んだところで、一つ一つ具体的な方法を見ていきましょう。
解決策①:行動・経験を増やす
まずは、「行動・経験」を増やす。これが最も簡単です。
料理に例えると、「食材の仕入れ」を増やすのに相当します。
例えば、
- 旅行ブログなら、 現地に足を運ぶ
- プログラミングブログならコードを書く
- コーチなら、実際にお客様に会って悩みを聞く
- ガジェットブログなら、実際に製品を買ったり、お店で手にとって説明を聞く
記事が書けないという悩みを良く良く聞くと、そもそも、テクニック以前に、「体験」そのものが不足しているというケースが多いです。
【弱点】行動には「時間」も「お金」もかかる
当たり前ですが、「行動」には「時間」も「お金」もかかります。
だからこそ差別化に繋がりますし、濃い記事になります。
あなたは、Webにある情報をまとめただけの様な「うすーい記事」に嫌気が指した事はありませんか?
最近、オウンドメディアが続々と撤退していますが、「お金」や「時間」、「情熱」も感じられない記事を量産しても、殆ど反応が取れない事に気付いた事と無関係ではありません。
とはいえ、気の進まない事について無理やり経験を増やす必要はありません。
その場合、そもそもテーマ選びをミスっている可能性が大です。
ブログテーマの選び方について記事を書いているので、こちらの記事も参考にして下さい。
【疑問】じゃあ、引きこもりは勝ち目が無い?
では、「行動」を増やさないと記事が書けないのでしょうか?
もちろん、あります。
例えば、ほぼ引きこもりで発信しながらも、メチャメチャ稼いでいる人がいます。
そういう人は、情報の「加工」方法で勝負しています。
ガンガン行動する人を「戦士」とすると、情報を面白い様に加工して記事を生み出す人は「魔法使い」みたいなものです。
では、そう言った人は、どの様に情報を加工しているのでしょうか?
解決策2: 情報の加工で勝負
勘違いしないで欲しいのは、
「情報の加工=コピペ」
という事では無い事です。
色々な記事の抜粋を順番を変えてまとめただけだったり、Twitterの反応を口コミの様に羅列して記事にしている人を良く見ませんか?
確かに、情報をまとめているという点では少しは付加価値はあるかもしれません。
ただ、今後のGoogleの動向次第ではあっという間に圏外に飛ばされるリスクは認識しておいた方が良いと思います。
情報加工のコツは「抽象化」
では、情報の加工とは何でしょうか?
そのコツは、「抽象化」です。
「抽象化」ってちょっと難しい言葉を使ってますが
「抽象化=大切な事を抜き出して、その他はポイっと捨てる」
という感じで考えてみましょう。
「本質」を抜き出して、語るとも言えますね。
情報を抽象化する具体的な方法
では、大切なことを抜き出して、ポイっと捨てるにはどうしたら良いでしょうか?
それは、色々な元ネタに対して、あなたが設定した「フィルター」を通すという事です。
掃除術をプログラミングというフィルターを通すと
例えば、「部屋を綺麗にする方法」について「プログラミング」というフィルターを通してみます。
部屋を綺麗にする方法として色々な方法がありますよね。
- 同じ役割を持つものは一つだけ残す
- 1年間着なかった服を捨てる
- 心がトキめかないものは捨てる(こんまり方式)
- 必要になりそうという理由では買わない
これを「プログラミング」というフィルターを通してみます。
例えば、「同じ役割を持つものは一つだけ残す」という話は、「リファクタリング」の話をする事が出来ます。
1年間着ない洋服を捨てる話は、「メモリ解放」の話に繋げられますし、「心がときめかないものは捨てる」というのは「モノを捨てるアルゴリズム」の話が出来ます。
また、必要そうになるという理由でモノを買うのでなく、実際に切実に必要になったら買うという「YAGNIの法則」の話をしても良さそうです。
プログラミングの専門用語がよく分からないって人も気にしないでくださいね。
大切なのは、他の分野の話を、あなたのテーマの「フィルター」を通して考えてみるという事です。
そうすると、例えばあなたが10個のフィルターを持っていたら、10個の異分野の話を持ってくるだけで、10個×10個=100個の元ネタが出来ます。
これをもう少し体系立てて、システム的に洗い出す方法もあるのですが、興味ある人はメルマガで解説しますので登録しておいて下さい。
解決策③:SEOやライティングテクニックで解決
解決策①と解決策②で元ネタが無いという問題は解決されていると思いますが、SEOやライティングテクニックは、そもそも需要があるかを確認するために使います。
これは、折角自分が面白いと思ったネタでも、全く検索需要が無く、反応が無かったら心が折れてしまうからです。
キーワードツールを使った調査方法については、以下の記事でも解説しているので、参考にしてみて下さい。
【SEO】検索順位チェックツールはRank Trackerが最強な5つの理由【コスパ最高】
【弱点】SEOやライティングテクニックだけだと、どこかで見た様な記事になる
SEOやライティングテクニックは非常に強力ですが、弱点もあります。
それは、SEOやライティングテクニックだけだと、どこかで見たような記事になるという事です。
SEOを最大限に活用した記事として、オウンドメディアを考えてみましょう。
オウンドメディアは、個人では絶対に太刀打ち出来ない記事数やSEOのテクニックで当初は無敵を誇っていました。
ただ、最近は個人でも互角にオウンドメディアと戦える人がまた増えてきています。
決局、コピーライティングテクニックとか、SEOはある一つの型でしか無いので、マニュアルに従ってライターに書かせて、大量に記事が溢れてくると、読者はその内読んでいて飽きてくるんですよね。
まとめ
あなたは、最近「オウンドメディアの記事」と「好きな発信者の記事」を読む時間を比較したとき、どちらが多いですか?
もし、後者なら、あなたが運営するブログにも大きなチャンスがあります。
あなたがブログを続けているのは、誰かに伝えたい事が沢山あるからだと思います。
今日の記事を活用して、あなたの伝えたい想いが一つでも沢山伝わることを願っています。