いきなりですが、プログラミング学習を成功させる秘訣は一つです。
それは、
「時間を確保して、正しい努力を必要な時間だけ投下すること」
これに尽きます。
どんなに長時間学習しても、それが「正しい努力」じゃないと、必要以上に遠回りして「非効率な学習」になります。
当然、成果が出ず、「挫折」という結果を迎えます。
プログラミングという素晴らしい「可能性」を持った技術に興味を持ったのに、正直、もったい無いです。
このロードマップは、そんな人を一人でも減らす為に記事を書いていきます。
これからプログラミング学習を始めたいという人は、遠回りをしない為にもぜひとも時間を取って読んでみて下さい。(ロードマップは複数回のシリーズです)
プログラミング学習の正しい努力とは?
あなたは、
「正しい努力って何?」
って思うかもしれません。
例えば、初心者によくありがちな間違いとして、
色々なプログラミング言語に広く浅く手を出してしまう
という事があります。
PHPでWordpressテーマを作ってみたと思ったら、Ruby on Railsチュートリアルを始め、途中で放り出して、Pythonで機械学習をしてみたり。
残念ながら、これは間違いです。
また、
基礎的なチュートリアルを何度も繰り返し、いつまでたってもポートフォリオを作らない
といった間違いもあります。
これでは、いつまでもゴールに辿り着けません。
実は、あなたのしている事が「正しい努力」かを見分ける一つの質問があります。
プログラミング学習のプランはある?
それは、
「プログラミング学習のプランはありますか?」
という質問です。
当然ですが、プランを作るには、まず自分がなりたい「ゴール」を決める必要があります。
そして、ゴールから逆算してプランを作り、期限を決めます。
何故「学習プラン」が大切なのか?
学習プランを作るには、「ゴール」を決め、全体像を把握する必要があるからです。
学習プランが無いと、自分が今どこにいて、何を学ばなくてはいけないのか曖昧になります。
ゴールが見えない努力ほど、苦しいものは無いですし、期限を決めないと、いつまでに何をして良いか分かりません。
「挫折」するのは火を見るより明らかですよね?
プログラミング学習のプラン例
例えば、Web系のエンジニアでリモートワークで働きたいとしたとします。
その為に必要なプランについて、ザッと考えてみましょう。
- HTM/CSS/JavaScriptの基礎を身に着ける
- メインに習得する言語を決める(Python)
- Python開発者の応募要件を見て、必要とする技術を把握する
- DjangoやFlask等のフレームワークでサンプルアプリを作る
- コンピュータサイエンスの基礎を学ぶ(アルゴリズム/データ構造)
- AWS等のクラウドインフラについて基礎を学ぶ
- データベース関連の技術について学ぶ
- 良いコードを書くためのベストプラクティスを学ぶ
- テストコードの書き方を学ぶ
- 就職やインターン出来そうな会社のリストを作成する
- 就職に有利になるポートフォリオを作成する
- 面接等の練習をする
これを3ヶ月から6ヶ月位の期間でこなしていきます。
「え、何を言っているのか分からない?」
大丈夫です。
学習が進むに従い、必要なものがもっと良く見えてきます。
また、この記事を読む事でも大きな流れを知る事が出来ます。
完璧すぎるプランである必要はない
とはいえ、最初は完璧すぎるプランで無くても良いです。
大切なのは、大雑把でも良いのでプランを持って、一歩を踏み出す事です。
一旦プログラミング学習の「基礎」を身につけてしまえば、新たな言語を習得するのはかなり簡単になります。
プログラミングはマネタイズも可能
プログラミングでマネタイズ出来る様になると、他の単純労働と比較して、かなり効率的に稼ぐことが出来ます。
例えば、Wordpressテーマを開発して大ヒットすれば、1億円位売り上げる事も可能です。デジタル商品なので、複製コストはゼロで、売上のほぼ全てが利益になります。
とはいえ、サービスを開発してヒットするかは運の要素も強いです。
まず月10万円をプログラミングで稼ぐ事を目安にしてみましょう。
副業の人でも月10万円なら十分可能ですし、スキマ時間で取り組むだけで、年間100万円以上の余裕資金が出来るのは大きいです。
千里の道も一歩からですので、焦らずに、一歩一歩進んでいきましょう。
次の記事では、書籍、動画、Webサービス、プログラミングスクールといった具体的な学習方法について、長所と短所を取り上げながらオススメの学習方法をお伝えしていきます。